言葉の重さ

物理的には、重さはない。

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けれど、生きていく中で、

人が放った言葉に一喜一憂する。

私が放つ言葉で、誰かが一喜一憂する。

 

今こうして何も考えずに自分が放った言葉が、

誰かを突き動かす衝動を生んでいるかもしれない。

誰かを追い詰めているかもしれない。

 

自分が声帯を震わせて放つ音には、

常に、自分すら意識していないところにすら、

責任が伴う事を自覚して生きなければならない。

 

誰が何を思おうが感じようが、しったこっちゃない!と

生きていくのは楽だけれど、

知らない。責任取らない。と言ったところで、

責任がそこにある事には変わらない。

目を背けようが、背けまいが。

 

重さ という言葉で表現されながらも、

物理的に重さがないもんだから、

さじ加減が難しいもんだ。

 

言葉は人も殺せる。

恐ろしくってかなわないよ。

 

 

そう思うだけだ。

 

 

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